鯨の解体を見た話②
こんにちは!
前回に引き続き、鯨の解体を見学した話を書こうと思います。
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3,いよいよ解体開始
時刻は8:40、鯨の引き揚げが始まりました
尻尾の部分にロープを巻き付けて引き揚げていきます
ロープを巻き取る機械の軋む音が鯨の悲鳴のようにも聞こえました
陸に上がるとその大きさを改めて実感できる
よーく見ると首のあたりから血がドバドバでてる。血抜きってやつですかね
確認しにくいかも...
鯨のお腹の部分に黄色い棒のようなものが見えますよね?
これは捕鯨砲の弾です、先端がお菓子のきのこの山のように返しになっていて一度刺さると抜けにくい構造をしています
鉄製の弾は折れ曲がっていた
鯨の力の強さがわかる
見学後に行った道の駅での一枚"捕鯨砲"
ちなみに見学はこんな感じです
結構、人も集まってました。
地元の若者から、車で遠くから来たであろうお年寄りまで。2,30人くらいはいたかなぁ
本来は解体場の真横から見れるのだけど今回は対岸(↑こんなかんじ)からの見学でした。
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漁師さんたちは見学者が見やすい位置に鯨を置いてくれました
鯨を解体場へと揚げ終わると採寸作業に入ります
引き揚げと採寸 10メートル弱
採寸から流れ作業のように解体に入りました
「オペを始めますメス...サクッ」
みたいなのをイメージしてたので危うく見逃すところでした笑
薙刀のような刃物で解体を行います
解体は
皮を剥がす→内臓を取り出す→切り分ける→骨を外す
の順で行われるみたい
まずは鯨の皮の部分の切り取りから
皮下脂肪が厚い!
矛のような刃物
スイカを切っているような音でした
皮を剥がしていきます
内臓を取り出します
右端に見えるデロデロが鯨の脳(多分)
この写真では内臓が入っている袋(腹腔だったかな)を取り出しています
鯨の肉は酸化しやすいらしく、すぐに黒く変色してしまうみたい
肋骨がついたまま分解
ここまで時刻は10:10
解体を始めて1時間30分です
実際に見てみるとわかるけど、あの大きさの生き物をこんなに早く解体するなんて!って感じです。
ほんと、あっという間
大きく切り分けた鯨肉は解体場の奥で小さく切り分けていました。
微妙な写真だけども...
さてさて、鯨肉の販売を見たかったので一通り見終えたところで解体場の方へと移動してみると...
"販売開始は12時からです"
いやん、2時間近く待たなきゃじゃんか!!!🥺
ぴえん
解体を見たあと鯨肉の購入まで考えてる人は注意です!
僕みたいにノープランで行くと死にます
えーっとどうしよう....
と、とりあえずこの雄大な海でも見て落ち着こう...
.....ダメだあっぢぃぃぃぃ!!!!!
浜辺近くの解体見学の場所にも、もちろん日陰
はない!
夏に行く方は日焼け止め&日除けグッズを忘れずに...(切実)
熱中症対策もね!!
とりあえず駅の方に日陰を求めて避難 !!!!
🐋🐋🐋
とりあえず今回はここまで
時間は、時間潰しスポットへ&鯨の購入について書きますね
でわでわ👋